丸山千枚田(熊野市紀和町)

神木からは12.6km、自動車では20分の位置にある。耕作放棄地が増え、歴史的な資源の継承が困難な状況に陥っていたところを、約30年前、オーナ制度導入により、外部の力を借りて棚田に稲が植わる姿を復活させた。そこへ行くまでの道路整備も進み、山の斜面に貼り付けられたような棚田の姿を見にドライブする人も少なくない。5月の田植祭、秋の稲刈り祭などにやってくるオーナーさんたちが地元の人々を力づけている。